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2023.01.30

キシリトールに関するよくある質問

キシリトールに関するよくある質問

 

シーフォート歯科クリニックです。
本日は「キシリトールに関するよくある質問」にお答えします。

 

Q.キシリトールは本当に身体に害のないものですか?

実は、キシリトールというのは、”点滴剤”の中に含まれる炭水化物でもあります。
1997年には厚生労働省から、食品添加物として認可も受けているので、安心・安全です。
医療現場においても、10年以上使用されています。

安心・安全のキシリトールですが、1度に多量を摂取すると、おなかがゆるくなることがありますので、この点は注意したいところです。
キシリトールの他、ソルビトールなどの”糖アルコール”と呼ばれるものは、消化吸収されにくいため、おなかに影響を与えることがあります。

もちろんおなかを下すといった症状は一過性のものであり、多量に摂取しない限りは特に大きな問題はありません。

 

Q.キシリトールの虫歯予防の効果は?

キシリトールが歯に良い、虫歯予防にいいという話は皆さんも耳にしたことがあると思います。

最大のメリットは「甘味料」なのに、虫歯菌のエサになることがなく、虫歯菌の酸の生成を抑制する効果がある点です。

虫歯菌である”ミュータンス菌”は、口腔内に入ると、食べ物から糖分を取り出し、エサとして酸を生成します。
口腔内というのは、もともと「中性」ですが、このミュータンス菌が多くの酸を生成すると、「酸性」になってしまいます。

歯の表面を覆っているエナメル質が少しずつ溶け出す脱灰が起き、虫歯となります。

これが、一般的な虫歯になるまでの過程ですが、ここにキシリトールが含まれるとどう変わるのでしょうか?

ミュータンス菌は、キシリトールから、糖分を取り出せないので、虫歯の直接的な原因となる酸も生成できません。
また、ガムやアメからキシリトールを摂取する場合は、唾液量も増えるので、自身の自浄作用により、酸性に傾いた口腔内を中性に戻せるのです。

さらに、キシリトールの成分はカルシウムと結合して、歯の再石灰化を促し、歯を強化することにも繋がります。

 

少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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